気が付けば師走。。
いつもなら年賀状書きに追われている頃ですが
今年はそれがなく静かな年越しを迎えそうです。
今年は改めて「いのち」について考えさせられました。
8月に義兄が解離性大動脈瘤で突然倒れ 幾度となく命をおとしかけ
最後には脳死状態になり52歳という若さが故に 私も含め周囲があきらめきれずに
延命処置をお願いし10月6日まで命を持たせて頂くことができました。
看護師さんの中にはおもむろに延命処置を施すことに反感を持たれている方も
いらっしゃいました。確かに延命にかんしては賛否両論あると思います。
ですが、突然あるじが病に倒れ家族も現実をどう受け止めてよいか分からず
これからへの不安が押し寄せる中、たとえ話ができなくても姿が目の前にあり
身体に触れることができることで 少しずつ少しずつ現実を受け入れもしもの時の
心構えや覚悟ができるのではないでしょうか?
いえ、そうでした!不謹慎だと思われる方もいらっしゃるでしょうが
脳死状態になりできる処置が限界に達したとき葬儀屋さんに姉と行き いざという時
の手筈をしました。最高の形であの世に送り出してあげられるようにと
これから旅立つ本人の姿を目の前にしながら あれこれと決めていく…
義兄のお友達が毎日のように病院に足を運んでくれてエンディングセレモニーの
ために思い出の写真をたくさん持ってくれたり、私も知らない・嫁である姉も知らない
姪・甥も自分たちが生まれる前の父親の像を笑いある中でたくさん聞かせて頂きま
した。
倒れる2日後には下の子を屋久島へ釣りに連れて行ってもらう予定でした。
いまだに動く生身のお兄さんに会えないなんて思えません。
心のどこかに穴が開いたようなという表現をしますが
まさしくそんな感じです。
子供たちを色んなところに連れて行ってくれたり
勉強をみてくれたり 悪いことをしたら叱ってくれたり
全部忘れることができるのなら こんなに悲しい思いをしなくてすむのでしょうね・・
とうとう 来月は上の子のお受験です(◎_◎;)
かなり第一志望校ヤバいです(◎_◎;)
すべり止めもすべり止めにならない程 ヤバいです(◎_◎;)
塾の先生からいざとなれば大検という考えも…なんて言われたときは
さすがに笑えなかった母でした(>_<)